韓国の現代自動車が公開した高級スポーツクーペのコンセプト車【拡大】
「自分さえ良ければ…
ここにきてウォン高が一服、中国、米国での販売に力強さが戻り、7月25日に発表された2013年4~6月期決算では最終利益が過去最高の水準近くにまで回復していた。再び業績が上向き始めた矢先の労使間対立、そして現実味を帯びてきたスト突入…。
現代自の関係者は「ある程度は見込み生産をしている。通常は在庫販売で対応できるはず」と話すが、ストが長期化すれば、生産・販売計画に支障をきたすのは間違いない。事実、昨年はストの影響で在庫が低水準となり、米国などでの販売が一時落ち込んだといわれている。
ある業界関係者は「ストをちらつかせば、会社は金を出す-。過去の労使関係から労組にそう思わせてしまった経営側の責任も大きい」と厳しく指摘する。
その上で、現代自という韓国有数の財閥企業で働く社員(組合員)をこんな風に皮肉る。「韓国でも比較的エリートとされる人たちなら、労組の無謀な要求が続けば経営が立ち行かなくなるのは分かるはずだ。自分さえお金がもらえれば会社が傾いても関係ない、というのはひどい発想ですね」