電子部品大手6社の2013年4~6月期連結決算【拡大】
中国経済の失速や、為替の先行きなど不透明要素が強く、14年3月期の連結業績予想については、日本電産が上方修正したものの、残り5社は据え置いた。ただ「主力の(スマホやタブレットなどが含まれる)デジタルコンシューマー部門は、8~9月から上向いてくるのは間違いないだろう」(京セラの青木昭一取締役執行役員常務)など先行きに対し、強気な見方は多い。
スマホをめぐっては、韓国サムスン電子と米アップルの2強状態が続いている。これまでは販売台数の成長力に陰りが見えたアップルは、これから新機種を出すとされており、年末商戦に照準を合わせ、台数を伸ばしてくるとみられている。新機種投入後、勢いが失速していたサムスン電子も対抗するとみられ、2強に電子部品を納めている業界の期待も高い。
業界関係者や総務省などによると、世界市場における携帯電話販売台数に占めるスマホ(従来型携帯電話を含む)の比率は、11年は約27%に達しており、15年に5割を超える見通し。また、スマホの販売台数は、11年の4億7000万台から16年には13億台に達するとの予測もある。