“象徴”を捨てるパナソニック
テレビ番組の単独枠の終了は、特に珍しくはない。フジテレビ系の人気アニメ「サザエさん」は、東芝が平成10年までの約30年間、1社提供していたが、その後は複数社の提供に変更している。
同社は「広告戦略の一環」(広報)としか説明していないが、バブル崩壊後に企業体力を失ったのが一因のようだ。
パナソニックは、テレビ番組の単独枠だけでなく、「本業外」の“リストラ”を加速している。
同社は昨年、子会社の三洋電機から引き継いだ女子バドミントン部を休部。「オグシオ」の愛称で知られ、北京五輪で入賞した小椋久美子(引退)、潮田玲子(現日本ユニシス)両選手も所属した名門だった。
今年1月には、男子プロゴルフの石川遼選手との契約も終了した。
関係者は「パナソニックの“象徴”が次々と失われてゆく」と嘆く。