“大衆車カローラ”HV対応の意味 トヨタ戦略は大転換期へ (3/3ページ)

2013.8.18 12:00

「カローラフィールダー」のハイブリッドシステム。燃料タンクや電池は後部座席の下に配置し、効率よくレイアウトしたことで、荷室の広さはガソリン車と同程度を確保した(トヨタ自動車提供)

「カローラフィールダー」のハイブリッドシステム。燃料タンクや電池は後部座席の下に配置し、効率よくレイアウトしたことで、荷室の広さはガソリン車と同程度を確保した(トヨタ自動車提供)【拡大】

 トヨタは1997年に世界初の量産HVとしてプリウスを発売してから、プリウスとアクアというHV専用車で販売を拡大してきた。

 現在は、世界で22車種(商用車含む)のHVを販売し、15年末までにさらに15車種を追加する計画だ。

 ガソリン車のHV設定はこれまで、ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」や高級セダン「クラウン」など高価格帯が中心だったが、ガソリン車の旗艦車種にHVを水平展開していくとみられる。

 HV市場をめぐっては、ライバルのホンダが9月中旬に世界最高燃費となる36.4キロの小型車「フィットHV」を発売する。「普通の車」にHVを設定して販売台数を稼ぐ動きは今後も活発化するとみられ、前年割れが続く国内市場で、HVの存在感とHV比率はますます高まりそうだ。

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