地元観光大使らを招いた「ナカボール」の発表会=7月10日、東京都中野区【拡大】
他業界では、日本百貨店協会が「ご当地キャラ総選挙」を今年初めて実施。秋からは各地の加盟店に得票上位のキャラを招いてイベントを催し、親子連れを中心とした集客増を狙う。
民間だけではない。国土交通省が今月、申請を受けた10地域に自動車の「ご当地ナンバー」導入を新しく認可するなど、政府レベルでもローカル色を打ち出すことによる地域活性化への期待は大きい。
「ご当地」を強調する営業戦略は、地域貢献や自社のイメージ向上にもつながるだけに、今後さらに幅広い業界で定番化していきそうだ。