【底流】大型化で快走する富士重 他社と差別化「極めれば勝てる」 (2/5ページ)

2013.9.22 06:00

富士重工業の「スバルXVハイブリッド」は販売が好調で、生産も順調だ=4日、群馬県太田市の同社群馬製作所矢島工場

富士重工業の「スバルXVハイブリッド」は販売が好調で、生産も順調だ=4日、群馬県太田市の同社群馬製作所矢島工場【拡大】

 富士重の今年度の米国販売計画は前年度比7・6%増の38万4900台だが、1~8月で28万1652台を売り上げており、進捗(しんちょく)率は73・2%。昨年5月に見直した中期経営計画の最終年度(27年度)の販売目標38万台の前倒し達成は確実だ。

 独自技術が人気

 富士重が米国で好調なのは一体なぜか。富士重は21年の主力車「レガシィ」の全面改良を機に、「インプレッサ」「フォレスター」など主力3車種の車体を米国市場に合わせた大きさに切り替えたことを挙げる。レガシィでいえば、セダンタイプの車幅を90ミリ、車高で80ミリ拡大。海外勢も含めた自動車大手各社が小型化(ダウンサイジング)を進めるなか、富士重は大型を好む米国市場向けに経営資源を特化した。

 米国仕様を重視する富士重の考えに、日本では「スバリスト(スバルファンの愛称)を捨てるのか」との陰口もたたかれたが、この戦略が実を結んだ。

トヨタ、ホンダ、日産の国内トップスリーに劣らぬ人気ぶりだ

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