「下町ボブスレー」開発に参加している企業や組織【拡大】
7月8日の部品発注会議で2、3号機の概要が公表された。そりの全長は1号機よりも40センチ短い2メートル85センチ、重量も15キロ軽くなり170キロ。ハンドルさばきを良くするなどの改良を施し、1号機よりも精悍(せいかん)な顔つきとなる。今回は約70社が製作に関わった。約120種類ある部品を1カ月ほどで製作、さらに組み立て作業も間もなく終わる。
「ソチから笑顔で帰りたい」
かつて「屋上から設計図面を紙飛行機にして飛ばせば、製品になって帰ってくる」といわれた大田区。京浜工業地帯の真ん中という地の利を生かし、大手製造業との取引を通じて技術力を磨いてきたが、経営環境は厳しさを増す。
ピークの1983年には9190社あった町工場が宅地化の進展と円高不況で年々減少し、いまでは約4000社ほど。91年には約1兆7000億円あった製造品出荷額も2010年には約4730億円にまで落ち込み、23区ナンバーワンの座を板橋区に譲った。