ＭＮＰ争い、新型ｉＰｈｏｎｅ投入緒戦はＫＤＤＩに軍配　ドコモの流出止まらず (1/3ページ)

　ＫＤＤＩ、ソフトバンクモバイル、ＮＴＴドコモの携帯電話大手３社から米アップルのスマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ」の新モデルとなる「５ｓ」と「５ｃ」が先月２０日発売後で初のＭＮＰ（モバイルナンバーポータビリティ）利用実績が７日、各社から発表され、ＫＤＤＩは１１万８００件の転入超過となった。

　同社の転入超過トップは２４カ月連続。転入が１０万件を超えたのは４月以降最大で、ドコモの「ｉＰｈｏｎｅ」参入で注目された顧客獲得争いの緒戦は、ＫＤＤＩに軍配が上がった格好だ。

　一方、同日、電気通信事業者協会（ＴＣＡ）が発表したスマホやタブレット、携帯を含めた端末の純増数（新規契約数から解約を差し引いた数）は、ソフトバンクが２７万７００件で２１カ月連続のトップ。２位はＫＤＤＩの２３万２７００件、ＮＴＴドコモは６万６８００件の純減だった。

「つながりやすい８００メガヘルツ帯のプラチナバンドに対応している」