--カネボウの自主性を尊重し、遠慮していた面はあるのか
「『カネボウらしさ』を生かそうと考えたが、期待するほどの成果を得られていない。研究と生産、その後に販売部門を一体化するが、花王色に染まらず『カネボウらしさ』を維持する一体化を考える。カネボウが持つパリ研究所や中国の生産拠点なども花王と一体化し、グローバルで理念の共有化を図る」
--白斑問題の総括時期は
「被害の全体像は見えてきたが、被害者への早期回復の対応や原因究明は進めなくてはならない。補償対応も考えれば3~5年はかかる。ただ一方でカネボウ製品を待ち望んでいる顧客もいる。状況をみながら、新生カネボウとして提案したいと思っている」(兼松康、西村利也)