三菱自動車の益子修社長は29日、2014年の春闘で賃金体系全体を底上げするベースアップ(ベア)について「ぜひ前向きに考えていきたい」と述べ、実施する方向で検討していく考えを明らかにした。経営再建が進み1997年中間期以来の復配にめどが立ったことをふまえたもの。
同日発表した2013年9月中間連結決算の記者会見で明らかにした。益子社長は「(賃上げは)安倍晋三政権が重要課題として取り上げており、景気もだいぶ良くなってきている」と指摘。「今年度中のできるだけ早い時期に復配のめどをつけ、従業員の生活レベル改善につなげたい」と述べた。
三菱自動車が同日発表した9月中間連結決算は、最終利益が前年同期比55.5%増の467億円と、過去最高になった。販売好調に加え、コスト圧縮、円安効果などで収支が改善した。