「軽自動車」増税は弱い者いじめ? 統計データで浮かぶ複雑な事情 (3/5ページ)

2013.10.30 06:00

軽四輪車保有台数と世帯当たり普及台数

軽四輪車保有台数と世帯当たり普及台数【拡大】

 ちなみに都道府県別の軽自動車の普及台数(25年3月末)をみると、トップは佐賀県だ。31万6884世帯あたり、軽の保有台数は31万7471台で、つまり、1世帯あたり軽を1台以上を持っている計算になる。

 世帯あたりの保有台数を多い順にランキングすると、鳥取、島根、山形、長野、福井、沖縄、新潟、山梨、宮崎…などと続く。

 一方、最も普及率が低いのは東京都で、645万2253世帯あたり、72万6725台。普及率は0・11%と10世帯に1台程度しかない。次いで、普及率が低いは、神奈川、大阪、埼玉、千葉-などの順。

 大都市圏よりも地方の方が、増税の負担を強いられる家庭が多い構図が浮かぶ。

 所得と軽自動車の普及率との関係はどうか。

 都道府県別の1人あたり所得ランキング(県民経済計算22年度ベース)で下位20位の登場する県のうち、12県が普及率トップ20に名を連ねる。

東京との所得(430・6万円)の差は倍以上だ

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