軽四輪車保有台数と世帯当たり普及台数【拡大】
ちなみに都道府県別の軽自動車の普及台数(25年3月末)をみると、トップは佐賀県だ。31万6884世帯あたり、軽の保有台数は31万7471台で、つまり、1世帯あたり軽を1台以上を持っている計算になる。
世帯あたりの保有台数を多い順にランキングすると、鳥取、島根、山形、長野、福井、沖縄、新潟、山梨、宮崎…などと続く。
一方、最も普及率が低いのは東京都で、645万2253世帯あたり、72万6725台。普及率は0・11%と10世帯に1台程度しかない。次いで、普及率が低いは、神奈川、大阪、埼玉、千葉-などの順。
大都市圏よりも地方の方が、増税の負担を強いられる家庭が多い構図が浮かぶ。
所得と軽自動車の普及率との関係はどうか。
都道府県別の1人あたり所得ランキング(県民経済計算22年度ベース)で下位20位の登場する県のうち、12県が普及率トップ20に名を連ねる。