英国の自動車雑誌も読んでいたから、わりと早い時期に車が環境に与える影響や、次世代の燃料についても書いてきたつもり。わかりやすく、読みやすくを心がけてきた。批判だけだったら、ここまで長く読まれたかどうか。
《消費者の視点に立ち、車を社会、文化の側面から批評する同書はシリーズ化され、累計販売640万部を超えた。平成18年の『最終版』で区切りをつけたが、22年に共著で復活。26年版も年内に出る予定だ》
全盛期に100種類くらいあった自動車雑誌が、今は30種類前後に減ってしまったように、車がビビッドな時代は終わった。若者のクルマ離れが進み、メーカーには難しい時代だが、頭の中やパソコンで考えるのではなく、実際に乗った感覚を大切にしないと、おもしろい車はできないことは確か。