今月からニューヨークで導入される「NV200ニューヨークタクシー」が国内で初めてお披露目された=9日、東京都中央区【拡大】
日産自動車は9日、「イエローキャブ」の愛称で知られる米ニューヨーク市のタクシーに選ばれたミニバン「NV200」の量産仕様車を東京・銀座で国内初公開した。10月末から運行を開始する。ただ、米ニューヨーク州の裁判所は8日、日産が市のタクシーを独占的に供給する契約は無効との判決を出し、現地では一部で他メーカーの車種が使われる可能性がある。
NV200は米自動車大手フォード・モーターなどを破り、2011年5月にニューヨーク市の次世代タクシーに選定。日産は市のタクシー・リムジン協会と10年間にわたりタクシーを供給する契約を結んだ。
英ロンドンでもNV200を用いたタクシーの導入が決まっており、日産の片桐隆夫副社長は9日の発表会で「誰でも快適で安全な次世代タクシーの標準形として広めたい」と述べた。
日産は「判決に失望したが導入は予定通り行う」とコメントした。仮に他社と競合になっても次世代イエローキャブの座を譲らない構えだ。