日産自動車が開発した自動運転車の試作車=26日、横浜市西区の日産グローバル本社【拡大】
10月1~5日に千葉市の幕張メッセで開かれるアジア最大級の家電・IT(情報技術)見本市「シーテック・ジャパン2013」に自動車各社の出展が相次いでいる。
日産自動車やトヨタ自動車に加え、今年はホンダとマツダが初めて出展する。ドライバーが運転をしなくてもハンドルやブレーキを自動操作する「自動運転車」や、スマートフォン(高機能携帯電話)との連携などITを活用した次世代のクルマづくりが加速。また電機各社が家電主体からエネルギー事業関連の展示にシフトしていることも背景にある。
日産は自動運転車
07年から出展している日産は26日、シーテックに自動運転車の試作車を出展し実演走行を国内で初公開すると発表した。国内で初めて試作車のナンバープレートを取得したことも合わせて発表。今後は公道での走行実験を重ね、データを収集して量産化に向けた課題を探っていくという。