不適切表示についての説明・謝罪文が掲出された日本橋高島屋内の「フォション」の店舗=5日午後、東京都中央区【拡大】
不適切表示問題を受け、百貨店業界からは年末・年始に向けた商戦への影響を懸念する声も出ている。
「認識が甘かった」。高島屋の増山裕常務は5日の記者会見で繰り返した。高島屋はレストランの使用食材について、産地などを定期確認しておらず、「業者任せのメニューが多かった」(増山常務)と弁明した。
百貨店業界は今年、景況感の改善で高額品を中心に販売が好調で、中間決算も好業績が相次ぐ。好調の背景にあるのは、高い品質の商品を求める消費者のニーズだった。それだけに、今回の不適切表示の発覚が「どこまで影響するか」(大手百貨店関係者)と不安視する。