日本百貨店協会によると、全国百貨店売上高(店舗数調整後)は8、9月と2カ月連続で前年同月比プラスを記録。関西の百貨店関係者の一人は「消費税増税という難題もあるが、経済界に賃上げを求めるなど安倍政権は脱デフレにむけて努力している。百貨店としても消費が上向くように、さまざまな工夫を凝らす必要がある」と話す。
百貨店の売り上げが上向けば、経済も上向いている証し。関西地区では売上高、来店客数で1番店を維持し続けてきた阪急梅田本店は業界の牽引(けんいん)役であり、「阪急梅田本店には常に先頭を走っていてほしい。他店がそれを追い抜く努力をするという前向きなライバル関係が消費を上向かす」と前出の百貨店関係者はいう。
1年前の増床以降、圧倒的な存在感をみせているとは言い難いが、今後も関西の百貨店競争は阪急梅田本店を軸に進むのは間違いない。(中村智隆、阿部佐知子)