日本M&Aセンターの成約件数【拡大】
その瞬間、ビューエル社長は「パートナーとしてみてくれている。この会社とならやっていける」と確信。初対面の1週間後には両社がM&Aの手続きを進めることに合意。数カ月後の12年10月、正式調印した。
ティーライフの子会社となった後も、ビューエル社長は代表権こそないものの社長にとどまった。アペックスの従業員は全員の雇用が確保され、待遇も改善できた。
日本M&Aセンターの三宅卓社長は事業承継のM&Aについて、「唯一のハッピーになれる解決策」とまで言い切る。
≪信金と情報交換も≫
ただ、成功例ばかりではない。買収には「業績不振な企業がのみ込まれて解体される」という悪印象もある。デロイトトーマツコンサルティングの調査によると、M&Aが成功したと自己評価している企業は、わずか36%にすぎない。