日本の軽自動車はガラパゴスではない 国際競争力高める源泉 (2/4ページ)

2013.12.5 12:00

軽自動車首位の低燃費を実現したスズキ「アルトエコ」

軽自動車首位の低燃費を実現したスズキ「アルトエコ」【拡大】

 「軽は日本の独自規格でありガラパゴス。なので必要ない」と軽否定論者は指摘する。

 これに対し鈴木会長は「軽自動車は海外でも通用する」と訴える。スズキはインドで年間約100万台の四輪車を販売するが、「半分は軽自動車。ただし、エンジンは660ccではなく、800ccから1000cc。エアコンの使用頻度が高いためだが基本部分は日本の軽と一緒。今後はインドネシアやタイにも軽の技術を生かした車、さらにエネチャージなど環境技術を展開する」と鈴木会長。

 ダイハツが今年9月にインドネシアで発売した小型車「アイラ」は、同国政府の低価格・環境配慮車(LCGC)政策に対応した優遇税制対応の第1号車。軽自動車「ミライース」に採用された低燃費化技術が導入されている。

ハイブリッド車並みの低燃費を実現する軽も登場

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