阪急阪神ホテルズの藤本和秀社長(左)と出崎弘前社長【拡大】
食材偽装問題の背景にある原価率が人件費に圧迫されている状況に変わりはなく、いずれ従業員の給与削減などの処遇問題が直面すると考えられる。ただ、藤本氏は旧第一ホテル時代に労組委員長をしたこともあり、従業員の労働条件を引き下げることには消極的ではないかとの見方もある。
これらを踏まえて、HD事情に詳しい関係者はこう話す。
「新経営体制のやり方が手ぬるいとHDが判断すれば容赦ないだろう。一定期間で成果がでなければ、ホテルズが鉄道や交通社と同じくコア事業であり続ける保証はない。不動産などとセットにされて他の事業会社に吸収される可能性も否定できない」