自動車メーカーの労働組合でつくる自動車総連は13日、2014年春闘で、5年ぶりにベースアップ(ベア)に相当する賃金改善を統一要求すると発表した。大手電機メーカーなどの電機連合、鉄鋼や造船などの日本基幹産業労働組合連合会(基幹労連)もすでにベアの統一要求を決めており、14年春闘はベアが最大の焦点になる。
「賃金(アップ)を全員でやる。自動車の位置づけも考え、底上げするよう邁進(まいしん)する」
自動車総連の相原康伸会長は13日の中央執行委員会後の記者会見で、こう強調した。ただ具体的な金額については「全員で必ず賃金改善を勝ち取るため、あえて盛り込まない」と見送った。
今期の業績改善は、為替が円安に振れただけでなく、従業員が進める原価低減努力の結果ということを踏まえた。正式な要求案は来年1月9日の中央委員会で決める。