電機連合も、政府の賃上げ要請や連合の方針を踏まえ「賃金改善を要求する環境が整った」(幹部)と判断。ベアを5年ぶりに求めることを決め、月4000円以上を統一要求する。基幹労連も2年間で計7000円を要求。6年ぶりで、前回要求額の2倍を超える水準だ。
ベア統一要求は決めたが、業績改善は企業ごとにばらつきがある。日立製作所や三菱自動車などはベアに前向きな姿勢を示すが、多くは慎重姿勢を崩していない。ボーナスや退職金などにも波及し、人件費全体の増加にもつながるためで、簡単には踏み切れないのが実情だ。
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■2014年春闘での主要産業別労働組合の要求方針
賃金改善(ベア)要求(月額) 年間一時金(ボーナス)
自動車総連 要求(金額は個別労組が判断) 5カ月
電機連合 4000円以上 最低4カ月
基幹労連 3500円(2年間で7000円) 5カ月
※基幹労連の一時金は産業や企業で異なる場合がある