「手頃な価格が評判で利用は好調だった」(担当者)という。来年は2隻目となる「ダイヤモンド・プリンセス」(11万6千トン)を投入して路線を拡充する。
韓国系海運会社のサンスターラインも平成23年秋から「パンスタードリーム」(2万1千トン)を大阪-釜山間で運航している。19時間の船旅の価格は片道2万5千円で、「ちょっと、ぜいたくしたい」という利用者が増えている。
これに対し迎え撃つ国内勢に危機感が広がりつつある。国内最大の客船「飛鳥II」(約5万トン)を擁する郵船クルーズ(横浜市)の担当者は「顧客流出の心配はある。ただ、相場価格(1泊5~6万円)は下げず、サービスの違いを鮮明にする」と強調する。
豪華客船など高額イメージのあるクルーズツアーだが、海外勢が日本で低価格を実現するのは日本船に比べ運航コストを低く抑えられるためだ。