おもてなし改革に挑む中部圏 中国に観光アピール、思惑通り挽回なるか (1/5ページ)

2013.12.17 06:00

中部・北陸9県を“昇龍”にみたてたポスター(中部運輸局提供)

中部・北陸9県を“昇龍”にみたてたポスター(中部運輸局提供)【拡大】

 今年日本を訪れた外国人が11月で949万9300人となり、年1千万人を初めて突破する見通しとなった。円安による割安感などが背景にあるが、尖閣問題で落ち込んでいた中国からの団体旅行も回復している。

 ここに来て、従来は製造業中心で、観光産業への意識が薄いとされてきた中部圏も、外国人宿泊客倍増を目標とした「昇龍道プロジェクト」に本腰を入れ始めた。観光では関西や首都圏に出遅れ感が否めない中部圏だが、果たして思惑通り挽回できるだろうか。

 ターゲットは「中華圏」!縁起のいい「昇龍」でPR

 「中部地域の観光は、どこも自分の県のことだけを考えていて連携がない」と苦言を呈するのは、名古屋駅周辺の企業で構成する名古屋駅地区街づくり協議会の神尾隆会長。「モノづくりが“県境レス”であるように、観光も地域全体で考えるべき」と指摘する。

能登半島を頭、三重県を尾に見たてた観光ルートを「昇龍道」と命名

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