中部・北陸9県を“昇龍”にみたてたポスター(中部運輸局提供)【拡大】
空港内では銀聯カードが使える店が増え、中国人に人気の化粧品や医薬品、電化製品などの品ぞろえも充実。売り上げは右肩上がりと好調だ。
プロモーション活動にも余念がない。中国、台湾、香港などからマスコミや旅行業者を招いての体験観光ツアーのほか、今年だけでも5月に台湾、10月から11月にかけて中国(北京市、上海市)にミッションを派遣するなど、現地でのPR活動にも力を入れている。
5月には、エリア内の観光スポットを紹介した「昇龍道百選」を中国語版や英語版などで作成。団体、家族旅行など、目的に応じた季節ごとのお薦め観光ルートを選定した。国内での認知度アップも図ろうと、11月には東京で開かれた観光博覧会「旅フェア日本2103」に初出展している。
目標に掲げるのは、26年の外国人宿泊客400万人(24年実績は約250万人)。25年は約300万人に達したもようで、反日感情のあおりで減少した中国人観光客も、「個人旅行を中心に戻りつつある」(中部運輸局企画観光部)と手応えを感じている。