昭和シェル石油の太陽電池事業子会社、ソーラーフロンティア(東京都港区)は19日、年産150メガワットの薄膜太陽電池工場を宮城県大衡村に建設すると発表した。同社の工場は4カ所目で、投資額は約130億円。雇用を創出し、東日本大震災で被災した地域の復興支援にもつなげる。
仙台市の北約25キロの工業団地に7万平方メートルの敷地を取得。延べ床面積1万5000平方メートルの工場を建設する。2015年3月までの稼働を目指す。従業員は100人程度を予定している。
新工場には最新の量産技術を導入して生産効率を高め、将来的に海外工場を建設する際のモデル工場と位置づける。また生産する太陽電池の変換効率についても「現行の14%前後から、少なくとも18%には引き上げたい」としている。
同社は、宮崎県内に3カ所の太陽電池工場を持ち、現在の年産能力は計980メガワット。新工場が稼働すれば1130メガワットになる。