スマートフォン業界について語る携帯電話ライターの佐野正弘氏【拡大】
民間調査会社のMM総研によると、2013年度のスマホの国内出荷台数は2990万台(前年度0.6%増)で、前年度並みに留まるとしている。佐野氏は「スマホの普及は落ち着き、飽和状態での競争になりつつある」と指摘。「ここからさらに伸びるためには次の“ブレイクスルー”が必要であり、そのひとつが“低価格スマホ”になるかもしれない」と「価格」に変化の可能性があると予測する。
来年もiPhoneを軸とした顧客争いが予想されるが、2013年の焦点となったLTEのエリア拡大や通信速度などに加え、コンテンツサービスや端末価格についても各社の動向が注目される。