お掃除ロボット「四角」の合理性 脱出しやすい円形をやめたワケ (3/7ページ)

2013.12.23 07:00

LGエレクトロニクスの「HOM-BOT」。一般的なお掃除ロボットとは異なり、本体形状は正方形を採用する

LGエレクトロニクスの「HOM-BOT」。一般的なお掃除ロボットとは異なり、本体形状は正方形を採用する【拡大】

  • 本体裏側。両サイドのサイドブラシと中央のメーンブラシを1つのモーターで駆動しているという
  • ダストボックスは、メーンブラシのすぐ上に備えられている
  • 開発担当者のSimonYoon氏
  • 韓国・釜山にあるエレクトロニクスの工場。残念ながら工場内の撮影はNGだった

 「確かに椅子の下などの複雑な形から脱出するには、円形がベストだ。そこで考えたのが、本体の上と下両方にカメラをつけること。室内をしっかり検知すれば、本体がどこかに入り込んでしまう可能性が少なくなる。また、業界で初めて、アルゴリズムも搭載した。掃除するたびに学習するので、より効率的な掃除が可能になる」

 形を変えることで生まれる不利を技術で補ったというわけだ。HOM-BOTにはほかにも、さまざまな機構を搭載する。例えば、前方についている3つの超音波センサー。超音波を用いることで、透明なガラスも認識し、ぶつかることがない。

 運転音も静か

 HOM-BOTのもう一つの大きな特徴が音が静かなことだ。しかし、そもそもお掃除ロボットの運転音が小さい必要があるのか。筆者は、お掃除ロボットのヘビーユーザーだが、使うのはいつも外出中。そのため、運転音に対して不満を抱いたことは一度もない。

モーターの数を少なくしたことで、パワー不足にはならないの?

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!