日本製の紙おむつ、なぜ生産が伸びているのか 少子高齢化でも順風 (3/5ページ)

2013.12.24 06:00

大王製紙が上海で開いた「ママ教室」。おむつ交換などを教える教室開催を通じ、製品の品質などをアピールしている(大王製紙提供)

大王製紙が上海で開いた「ママ教室」。おむつ交換などを教える教室開催を通じ、製品の品質などをアピールしている(大王製紙提供)【拡大】

 日本メーカーはアジアへ

 中国をはじめ東南アジア諸国では、経済成長に伴う所得向上の影響で、子供用紙おむつの需要が拡大している。「メリーズ」の花王によると、今後は、中産階級や内陸部にさらに需要が広がることもに見込まれ、アジアの紙おむつ市場は2020年には12年比2.2倍の650億枚にまで膨らむと見込まれている。

 こういった動きをうけ、メーカー各社もアジアでの展開を加速する。

 トイレタリー国内最大手の花王は、「中国を最重点市場」と位置づける。安心・安全が重視されるトイレタリー製品は“反日”に強く、12年秋の反日デモの際も日系企業のベビー用品はほとんど影響を受けなかったともされ、「反日に強い」のが強みだ。

 花王は09年以降、子供用おむつを日本から輸出していたが、中国での同社製品の人気沸騰を受け、昨年中国安徽省に工場を竣工(しゅんこう)。今年1月から、中間所得者向けの新製品「メリーズ瞬爽透気」を販売している。価格も、従来の輸出品の6割程度に抑えた。

「グーン」の大王製紙も中国での現地生産を開始

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