日本製の紙おむつ、なぜ生産が伸びているのか 少子高齢化でも順風 (4/5ページ)

2013.12.24 06:00

大王製紙が上海で開いた「ママ教室」。おむつ交換などを教える教室開催を通じ、製品の品質などをアピールしている(大王製紙提供)

大王製紙が上海で開いた「ママ教室」。おむつ交換などを教える教室開催を通じ、製品の品質などをアピールしている(大王製紙提供)【拡大】

 ユニ・チャームも中国を「最重要市場」と位置付けており、昨年3月期の売上高は前期比25.9%と大幅に成長。圧倒的シェアを誇るインドネシアでの売上高成長率は40%を超え、売上高に占める海外比率は今年3月期、52.6%と初めて50%を超えた。アジアへの投資強化により、2020年には売上高を現在の約3倍の1兆6000億円に伸ばす目標を掲げる。

 「グーン」の大王製紙も11月から中国での現地生産を開始。育児教室なども開き、中国市場への製品アピールに余念がない。

 国内では「特大サイズ」

 海外だけではなく、日本国内にも好調の要因があった。「特大サイズ」の需要拡大だ。

 花王はメリーズのパンツタイプで、これまでの「M」「L」「ビッグ」に加え、今年10月から「ビッグより大きい」サイズ(15~28キロ)の全国販売を開始。王子ネピアも「ゲンキ!」で「ビッグより大きいサイズ」(13~25キロ)を同じく10月に発売した。大手育児用品店によると、各メーカーの子供用特大サイズ紙おむつの売り上げは今年、前年比3割も増加したという。

ワーキングマザーの増加、おむつの機能向上などもあって…

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