日本製の紙おむつ、なぜ生産が伸びているのか 少子高齢化でも順風 (5/5ページ)

2013.12.24 06:00

大王製紙が上海で開いた「ママ教室」。おむつ交換などを教える教室開催を通じ、製品の品質などをアピールしている(大王製紙提供)

大王製紙が上海で開いた「ママ教室」。おむつ交換などを教える教室開催を通じ、製品の品質などをアピールしている(大王製紙提供)【拡大】

 背景にあるのは、子供のおむつ使用期間が延びていることだ。かつて「早め」が良いとされてきた「おむつ外し」は、幼児の成長に関する研究などから「急がなくても良い」とする指摘や、ワーキングマザーの増加、おむつの機能向上などもあって、急がない親が増えてきた。

 子供の夜間の「おねしょ」は4~5歳まで続くこともあり、「夜の漏れが心配」と大きめサイズを求める親も多いという。保育関係者は、「昔は2歳のうちにはおむつを取るのが一般的だったが、最近は3歳以降になってもおむつをしている子が増えている」と話す。

 おむつは、機能性の高さから日本メーカーが世界でも優位に立ち、日本の素材メーカーの技術力が生きる分野だ。少子高齢化が進む国内では大人用紙おむつの売り上げも子供用以上に拡大を続けている。今後も日本・世界市場ともに、さらにビジネスチャンスが広がりそうだ。(阿部佐知子)

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