大阪地区百貨店売上高の推移【拡大】
各店が厳しい経営を迫られる中、追い打ちをかける問題が起きた。飲食店などでメニュー表示と異なる食材を使用した「食材偽装」の発覚だ。
10月下旬の阪急阪神ホールディングス傘下の阪急阪神ホテルズ(大阪市)を皮切りに、グランフロントやハルカス近鉄、阪神梅田本店、大丸梅田店などへと広がりをみせた。
今のところ各店とも売り上げなどに大きな影響は出ていないようだが、「高級」というイメージを持って利用していた消費者の信頼を裏切ることになった。「激しい競争の中にあっても、質は絶対に保たなければいけない」(関係者)。業界各社が、この当然の姿勢を改めて肝に銘じた1年となった。(中村智隆)
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12月も中旬となり、平成25年もあとわずか。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」を背景に景気は緩やかな回復をみせている。関西経済の1年を振り返る。