中国企業の畜産買収攻勢で波紋 大手商社が警戒、優良物件で争奪戦 (3/4ページ)

2013.12.30 06:10

 中国食肉大手、双匯国際は今年9月、米豚肉生産大手のスミスフィールド・フーズを47億ドル(約4926億円)で買収、米当局の正式承認を得た。スミスフィールドの最大顧客が日本だっただけに、日本企業に衝撃が走った。

 養豚農家の仲介も

 買収劇は続く。12月23日、双匯国際はメキシコ冷凍食品大手と共同でスペインの食肉加工大手カンポフリオ・フードの共同買収提案を発表。それぞれ株式を保有するライバル同士だったが、手を組み、傘下に収めた。

 中国勢の大型買収を引き金に世界規模で優良物件の争奪戦が加速する公算も大きい。

 実際、豪州の牧場買収を検討していた日本企業は、中国勢が価格をつり上げた結果、手がでなかったという。

「中国企業に日本向けの供給元を奪われかねない」と不安もよぎった

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