「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まり、日本文化への関心が一段と高まる中、近畿への観光客が増える可能性も出てきた。
今年3月からは、開港以来の大規模改修に乗り出す。国際線出発エリアの2カ所にそれぞれ、約500平方メートルの大型免税店を新設。免税店エリアを現在の1・4倍に広げ、外国人旅行者向けに家電製品売り場を充実させる。
空港としての魅力を高め、関空から再び帰国してもらえるルートを作るのが狙いだ。9月に一部を先行開業し、27年3月末までに全面オープンさせる計画。開業から20年になる関空は新たな出発点に立つ。