「パンクしないタイヤ」実用化に現実味 ブリヂストン、2020年目標に (2/3ページ)

2014.1.13 07:00

 樹脂の材質見直し

 新型では樹脂の材質を「強度と柔軟性を併せ持つ新素材」(広報)に切り替えたほか、スポークの形状を見直し、圧力のかかるポイントを分散させた。この結果、耐えられる車両重量は、11年に発表した第1世代に比べ4倍増の410キロ、最高速度は10倍増の時速60キロまで向上した。

 また転がる際のタイヤの変形が抑制され、エネルギーロスが少なくなった結果、同社の空気入り低燃費タイヤとほぼ同レベルの燃費性能を実現することができたという。

 第1世代は、高齢者向けに作られた速度の遅い「シニアカー」などで用いるのが精いっぱいだったが、第2世代なら軽自動車よりコンパクトな1、2人乗りの超小型車などに装着し、地域の足としても利用可能な状態だ。

 タイヤは走行時の安全を文字通り支えてくれる存在。それだけにパンクや空気抜けは極力避けなければならない。「ならばいっそ、空気を使わないタイヤを作ってみたら?」。そんな発想から同社がエアフリーの開発に着手したのは08年のことだ。コンピューターによるシミュレーションを繰り返し、走行時の衝撃を吸収できるスポークの形状や材質を研究してきた。

次世代のタイヤに求められるのは走行性能だけではない

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