ただ、課題も残る。基盤技術となるLTEの規格がまだ決まっていない。中国移動(チャイナモバイル)が推進するTD(時分割多重処理)方式と、現在の主流で周波数を上りと下りに分けるFDD方式のどちらを採用するかでアドバンストをめぐる主導権が変わるだけに、その行方は大きな鍵を握る。
SIMフリー時代
一方、定額の月額データ通信料や通話料が高止まりしている反動から人気を集めそうなのが、月額2000円前後や1000円を切るSIMカード方式のデータ通信サービスだ。
従来は契約した携帯電話事業者の端末しか使えないように利用者データを記録したSIMカードがスマホなどに装着されていたが、14年は自由に選んだサービス事業者のカードを使う「SIMフリー(カード別売り方式)」時代の本格的な幕開けになるとみられる。