【ニッポンの力】下請け体質からの脱却へ 挑戦する中小企業 (3/5ページ)

2014.1.17 07:09

海洋研究開発機構の調査船「かいよう」に引き揚げられた無人海底探査機「江戸っ子1号」=2013年11月、千葉県房総半島沖(同機構提供)

海洋研究開発機構の調査船「かいよう」に引き揚げられた無人海底探査機「江戸っ子1号」=2013年11月、千葉県房総半島沖(同機構提供)【拡大】

 本格的な探査機だと開発に10年以上の歳月と100億円以上の開発費がかかるが、おもりが付いた探査機を海底に沈め、作業終了後に船上からの音波でおもりを切り離し、浮上させる簡易な仕組みを採用。市販品の部品を多く取り入れることで製作コストを2000万円に抑えた。

 次は、商品化を成功させないといけない。研究機関や水産関係の学校などの需要を見込んでいるが、大手の発注を請け負ってきた中小企業は商品設計や市場調査のノウハウが乏しい。「下請け体質からの脱却を目指す」という目的の達成に向け、14年は大きな正念場を迎える。

 中小企業が連携したプロジェクトの先駆けとして知られるのが、大阪府東大阪市の小型人工衛星「まいど1号」だ。02年に東大阪宇宙開発協同組合(現宇宙開発協同組合SOHLA)が設立され、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力も受け、09年1月に打ち上げに成功。地球の撮影などのミッションをこなし同年10月に運用を終えた。

「関西空港の到着口で海外の旅客をロボットが出迎えれば、日本のものづくりをアピールできる」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!