自動車や自転車が巡航速度のときには大したパワーが必要でなくても、走り始めの際に大きなパワーを要するのと同じ理屈だ。こうした動作も「インバーターを搭載することで容易に運転、ストップができるようなモーターの使い方を可能にした」という。三浦氏は「ギアを変えやすくするようなイメージ」と説明する。
神戸製鋼は、圧縮機の分野で世界有数のメーカーだ。圧縮機に使われるクロムモリブデン鋼などの特殊鋼の製造を手掛ける一方、レシプロ圧縮機(往復圧縮機)のメーカーとして国内トップシェアを誇る。同社は「戦前から水素製造装置を作っており、ガスから水素などを分離精製してきた」歴史を持つ。