資格取得から禁煙まで手当支給 人材投資怠らないフジキンの狙い (2/5ページ)

2014.1.26 12:00

フジキンの工場内に張り出された資格取得者の一覧表と帽子に付けたバッジ。資格取得者に手当てを支給し、奨励する(同社提供)

フジキンの工場内に張り出された資格取得者の一覧表と帽子に付けたバッジ。資格取得者に手当てを支給し、奨励する(同社提供)【拡大】

  • 健康づくりの一環として「禁コーヒー・禁ジュース」に手当てを支給するフジキン。お茶や水はOK。水筒で持参する社員も=大阪市北区の同社(内山智彦撮影)

 手当の支給対象となる資格は計118。高圧ガス製造保安責任者、非破壊検査技術者など製造現場に関係する資格はもちろんだが、TOEIC、基本情報処理検定、環境社会検定など多岐にわたる。難易度の高い公認資格だけでなく、製品の品質管理知識のように社員が講師となってテストをし、認定する社内資格まで対象とする幅広さだ。

 支給額は、難易度などにより月500円から1万2千円まで。一度取得すると退職するまで支給が続く。30年ほど前の制度創設から年々取得者が増え、今や9割以上の社員が何らかの資格を持つ。10件以上の資格を取得し、毎月5万円ほどの手当を稼ぐ“猛者”もいる。

 会社の負担額は年6千万円にのぼるが、同社は「社員の意識、能力が高まるならかまわない」と意に介さない。支給の対象となる資格の種類は年々増える傾向で、今後も継続する方針だ。 

「非喫煙・禁コーヒー・禁ジュース手当」まで誕生した

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