日航はまた、発着枠に空きのある深夜早朝時間帯を活用し、3月30日から羽田-ホーチミン(ベトナム)線を新規就航する計画だ。今回拡大される昼間時間帯の国際線発着枠で、割当数が1便のベトナム線は全日空が獲得した。日航は深夜早朝時間帯でも収支が成り立つとみて、ホーチミン線の新設を目指す。全日空幹部が「当然制限されるべき対象だ」と反発する中、認可権限を持つ国交省の判断が焦点となる。
羽田は2010年10月、国際線の定期便を復活させ、本格的な国際化を始めた。しかし、これまで欧米や東南アジアなどの長距離路線は深夜や早朝に発着枠が限られており、地方空港を結ぶ国内線との乗り継ぎが不便だったほか、首都圏からの電車やバスといった公共交通機関でのアクセスも難しかった。
昼間時間帯の発着枠拡大を契機に、ビジネス客らには羽田からの海外渡航がより便利になりそうだ。