日産、ホンダ、スズキは100万台を下回った。8社合計の輸出も、2.8%減の433万6621台となり、富士重工業、マツダを除く6社が前年割れとなった。ただ、国内生産の減少を海外生産が補う形となり、合計の世界生産台数は2.7%増の2555万3857台と増加した。
トヨタは単体の生産台数が過去最高を記録。トヨタ、ダイハツ工業、日野自動車のグループ生産台数は、2.1%増の1011万7274台となり、初の1000万台の大台を突破した。
今年の年間見通しについては、トヨタと富士重の2社が公表。トヨタはグループの世界生産を昨年比3%増の1043万台、富士重が7%増の86万5000台と、それぞれ過去最高を見込んでいる。