もっとも、既存会員が割安なプランに移れば客単価は落ち込む。そこで同社は全国で200近くにのぼる自社施設の規模を生かす作戦をとった。「無理せず隔週」プランだと40施設を利用できるため、勤務先と自宅に近い施設の使い分けが可能だ。
日本生産性本部によると、エアロビクスなどフィットネス関連分野の参加率(総人口に占める会員数の割合)は12年に4.1%で、参加希望率の8.2%と開きがある。参加率は米国より大幅に低く、コナミスポーツの塩野紀子社長は「潜在需要は少なくない」と強調する。
参加率の低さは米国よりも低い肥満率や充実した健康保険制度、料金の高さなどが要因とみられるが、同社は回数を絞ったプランで選択肢を増やせば、新規会員の獲得とともに退会者も取り戻せると判断した。