ドコモ改革の行方 止まらぬ携帯シェア低下…あきらめにも似た声 (2/4ページ)

2014.2.1 08:32

 人員増強よりM&A

 業務委託子会社の統合は、いわば地域ドコモ8社を本社に統合した08年の再編の続きとなる取り組みだ。本来なら6年前に同時に業務委託会社も集約すべきだったが、見送ってきた。

 全国にある8支社は、代理店支援業務のドコモサービスとネットワーク建設・保守業務のドコモエンジニアリングの地域子会社に業務を委託してきた。 ドコモが1社体制になる前から独自色の強い営業を続けてきたサービス系とネットワーク系の子会社を合併してサービスを一体化するのは長年の懸案だったが、環境の激変がハードルを下げた。

 吉沢和弘取締役常務執行役員は「スマートフォン(高機能携帯電話)が出てきて、契約を増やす仕事と新サービスの仕事の2軸でやってきたが、それだけでは足りない」と再編の意図を説明する。08年以来の懸案と新規事業分野の増強という2つの課題解決を図るのが今回の再編の狙いだ。

 子会社再編の布石は昨年7月のスマートライフビジネス本部の発足だ。同本部はスマホ向けネットショッピング「dマーケット」やM&A(企業の合併・買収)に伴う新サービスの企画などを担う戦略部門。子会社合併や支社のスリム化で捻出(ねんしゅつ)した人員のうち1000人を同本部とその新事業関連会社に配属する。

13年度はソフトバンクに抜かれるのが確実

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