【SONY再び】(中)望み託す「4K」…テレビの革命児、再起なるか (1/2ページ)

2014.2.9 10:47

ソニーが昨年6月に発売した4K対応の液晶テレビ(米沢文撮影)

ソニーが昨年6月に発売した4K対応の液晶テレビ(米沢文撮影)【拡大】

 「私の古い記憶の一つに、テレビの前に座って(子供番組の)『ロンパールーム』を見ていたときのことがあります。まったく面識のない友達と、テレビを通じて魔法のように気持ちを通じ合わせることができる、という体験でした」

 米ラスベガスで1月に開催された世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の基調講演。ソニーの平井一夫社長は流暢(りゅうちょう)な英語でテレビにまつわる思い出を交えながら、好奇心こそが商品力につながるという自らの経営哲学について熱弁を振るった。

 ソニーは、昭和43年に発売した高画質の「トリニトロン」カラーテレビ、平成8年発売の平面ブラウン管テレビ「ベガ」が世界中で大ヒット。業界の革命児的な存在で、「技術のソニー」と称賛された。競合の日本メーカーも、テレビの技術革新とともにグローバル企業へと飛躍していった。

 ただ、テレビの汎用(はんよう)化が進むにつれ、韓国のサムスン電子やLG電子などのアジア勢が世界市場を席巻。価格競争に巻き込まれた日本勢は、次第に体力を奪われていった。

 東芝は平成24年3月にテレビの国内生産から撤退したほか、日立製作所も同年9月に自社生産をやめた。25年12月には、パナソニックがプラズマディスプレーパネルの生産を終了し、日本勢は事業の撤退・縮小を進めていった。

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