日本では昨年、関空を拠点とするピーチ・アビエーションや、成田空港拠点のジェットスター・ジャパンなど国内系LCCが相次ぎ就航、大手の3分の1程度という激安の運賃で需要を掘り起こした。スカイマークは低運賃の“金看板”を失い、関空からの撤退を余儀なくされ、成田でも苦戦を強いられている。
ただ、LCCは羽田には乗り入れていない。スカイマークは狭い座席に利用者を押し込むLCCとの差別化を鮮明にした上で、“虎の子”である羽田発着路線のサービス向上で生き残りを図る考えだ。ミニスカはLCCの座席に満足できない男性にターゲットを絞った作戦だと考えれば、納得もいく。
だが、大手もシート刷新などで攻勢を強める。LCCと大手の間で板挟みのスカイマーク。年末には国際線参入も控えるが、その戦略が見事奏功するかは不透明だ。(中村智隆)