自動車労組、賃上げ実現へ要求書提出 集中回答日へ交渉本格化 (1/3ページ)

2014.2.13 06:08

富士重工業の吉永泰之社長(左)に要求書を手渡す同社労働組合の北川秀一執行委員長=12日、東京都新宿区

富士重工業の吉永泰之社長(左)に要求書を手渡す同社労働組合の北川秀一執行委員長=12日、東京都新宿区【拡大】

 自動車各社の労働組合が12日、一斉に2014年春闘の要求書を会社側に提出した。円高是正や販売増、原価低減などで業績が好調なことから、年間一時金(ボーナス)に加え、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分の獲得を目指す。電機や鉄鋼とともに春闘相場に大きな影響力を持つ自動車業界の交渉が、3月12日の集中回答日に向けて本格化する。

 全トヨタ労働組合連合会傘下の製造系労働組合は、119組合全てが組合員平均月給の1%以上のベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分を求めた。年間一時金の平均要求月数は前年より0.11カ月多い5.01カ月とした。

 119組合の平均ベア要求額は2906円で、トヨタ自動車労組は4000円。うち50組合がトヨタ労組と同等の1.15%程度かそれ以上のベアを要求しており、グループ内の賃金格差是正を目指す。愛知県豊田市内で会見した全トヨタ労連の金子晃浩事務局長は「全組合がベアを要求したことは過去10年なかった。労働の質の向上を適正に賃金に反映させてほしい」と述べた。

「組合員1万2000人の努力と思いを代表して提出する」と経営側に要求書

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