富士通が開発に取り組んでいるグローブ型のウエアラブル端末=18日、東京都港区【拡大】
ポスト・スマートフォン(高機能携帯電話)をにらみ、国内メーカーが相次いでウエアラブル(装着型)端末の開発に乗り出している。使える機能も健康管理からコンテンツを楽しむものまで幅広い。こうした中、富士通は18日、工場での点検や配線作業などに使うグローブ型端末を発表した。各社はスマホのように生活やビジネスに不可欠なデバイスとしての普及を目指しており、開発競争が過熱している。
富士通が発表した端末は手に装着して使用。眼鏡型のディスプレーイヤホンと併用することで、工場などでの現場作業を支援する。例えば配線作業時に接続部分を触ると正しい場所かどうかを音声で指示してくれる。現場作業の安全性や効率化が図れるのが特徴だ。
富士通研究所ヒューマンインタラクション研究部の沢崎直之部長は「作業現場でICT(情報通信技術)は活用されておらず、ニーズが高い」と法人向けに注力する方針だ。2015年度中の実用化を目指す。