震災を機に生まれた「発電鍋」 湯を沸かしながら携帯も充電 (1/3ページ)

2014.2.20 06:18

 鍋に火をかけることで発電できるため、湯を沸かしながら携帯電話の充電などができる「発電鍋」が注目を集めている。熱を直接電気に変える発電鍋を開発したのは大阪のベンチャー企業TESニューエナジーで、「ワンダーポット」の名称で売り出した。地震など災害時に役立つだけでなく、環境に配慮して太陽光発電を自宅の屋根に設置するといった消費者の動きにも適合できるとあって普及が期待される。

 TESニューエナジーは2010年5月、独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)の技術をもとに、二酸化炭素(CO2)削減に貢献するベンチャー企業として設立された。所在地は、大阪府池田市にある産総研の関西センター内で、主に工場などで熱として棄てられている未利用エネルギーを電気に変える事業を展開している。熱を電気に変える技術を持つのが特徴だ。

 開発のきっかけは東日本大震災だった。TESニューエナジーの藤田和博社長は、11年3月11日にテレビ画面で見た東北の被災地の映像が自分を動かしたという。まだ寒い冬空の中、被災者が集めた木材をドラム缶に入れて暖を取っている姿が目に留まった。この光景を見た藤田社長は「あの火で何かできないか」と考えた。

「温かい飲み物や食べ物を作っている間に携帯電話の充電ができないか」

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