シチズンは昨年12月に高度1万メートルから海抜マイナス300メートルまで計測できる「エコ・ドライブ アルティクロン」(6万8000~7万9000円)を発売。高度計付きの腕時計を出すのは14年ぶりという。アナログ式でデザイン性が高く、日常生活でも使用しやすい。
各社が登山用腕時計に力を入れるのは、中高年や「山ガール」と呼ばれる若い女性らに「登山やハイキングが人気で、市場が拡大している」(シチズン)ためだ。矢野経済研究所の予測では、国内のアウトドア用品の市場規模は、2013年は前年比5.4%増の1739億円になる見通しだ。
カシオは1995年から「プロトレック」シリーズの登山用腕時計を発売し、高いシェアを維持する。今年度は前年に比べて3割増の売れ行きで、昨年発売した薄型のデジタル式腕時計が女性らに支持されたという。3月15日にはアナログ式ながら薄型で装着しやすい新製品「PRW-6000Y」(6万4000円)を投入予定で、他社を引き離す狙いだ。