福田 当社の研究分野は電気、土木、通信、化学、物理、生物など多岐に渡ります。各分野のスペシャリストが説明する研究内容を理解し、ポイントを把握することが第一の関門です。そのためには、前述しましたように研究者とのミーティングの際には、詳細とはいいませんが事前に大まかな内容を把握しておくことを心がけています。それにより疑問の質も変わりますし、予想外の知識・知恵に遭遇することもあります。その時は感動を覚えます。また、運用部門で培った経験などを生かして、ミーティングの中で研究シーズにつながるような話題提供もできます。幅広い専門性をいかにカバーしていくかが課題と思ったのですが、それがあったからこそ業務を遂行できていると思います。
--将来を展望して、やりたいこと夢などがあればお聞かせください
久保田 私の所属する研究室では、研究業務とは別に火力支援業務も行っています。発電所で機器損傷トラブルが発生した際に、プラントメーカーから原因調査に関する報告書が提出されますが、その内容についての妥当性チェックや各種検査を実施します。昨今の電力需給逼迫の状況では必要性の高い業務です。このような茅ケ崎研究所で蓄積したノウハウを各発電所でも共有できる人材を確保することで、迅速な問題解決ができるようになります。それにより各発電所の安定運転に大きく寄与するはず。設備のより高い安全性を確保していくこと、それに寄与する研究、業務に携わっていきたいと考えています。