山下 今まではEAGLEプロジェクトとしてIGCCのパイロット試験を行ってきましたが、現在、広島県で出力16.6万kW級の実証プラントを中国電力と共同で建設中です。IGCCの魅力は、従来の微粉炭火力に比べて大きく発電効率を向上させ、単位発電量当たりのCO2排出量を低減することです。ただ、現状ではコストが高くつきます。資源の乏しい日本は、石炭の活用が重要であり、何としてもコストダウンを図り、商用化までやりとげたい。その思いで頭がいっぱいです。夢ではなく実現可能な取り組みです。
福田 資源のない日本にとってエネルギーは最も重要な問題です。震災などによる多くの困難な状況などを踏まえ、電力の安定供給を維持するために自分がどのような貢献ができるのかを、常に考えています。それは既存設備の効率的で経済的な運用・活用をしていくこと。設備更新時の最適化や再生可能エネルギーが普及した際の出力変動への対応など、状況に応じて判断できるエンジニアを目指したい。そのためには、現在の研究開発の取りまとめという職責を全うするだけでなく、最大限に活用していけるよう、分野を越えた幅広い知識の吸収に努めていきます。
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【会社概要】J-POWER(電源開発)
◇本社=東京都中央区銀座6-15-1
◇社長=北村雅良氏
◇売上高=連結6560億円(2013年3月期)
◇事業内容=卸電気事業
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フジサンケイビジネスアイは「独創性を拓く 先端技術大賞表彰制度」を設けております。このシリーズは2013年の運営に協力いただきました協賛企業の研究開発活動を紹介するものです。